大阪旅行

06-6325-1111 営業時間9:00?17:00 土・日・祝 休み

お知らせ

透析ツアーレポート 秋の三陸と十和田・奥入瀬4日間

旅行期間:2019年10月27日(日)~10月30日(水)

添乗員:西本 章二

 

紅葉の季節に合わせて、東北を巡るツアーに行ってまいりました。

 

仙台空港で集合後、岩手、秋田、青森を4日間で訪れました。

 

紅葉に限らず桜についても言えることなのですが、盛りであろうと予測される季節に合わせてツアーを企画したにもかかわらずタイミングが合わず、場合によっては申し訳なさで、お客様の顔をまともに見られないなどという事もあるというような難しさを痛感するのが、自然が相手のツアーなのです。

 

しかし、今回のツアーに限って言えば、最高の時季に素晴らしい東北の秋と紅葉をお楽しみいただけたものと思います。

 


 

10月27日(日)

 

まずは仙台空港で各地からのお客様と合流後、東北道から釜石道を経て遠野へ向かいます。

 

 

遠野では『とおの物語の館』を訪れました。

 

ここでは、遠野で語り継がれてきた昔話の世界に触れたり、「遠野物語」の著者・柳田國男が滞在した宿「高善旅館」が再現されていたりとなかなか見応えがあり、もう少し時間をとりたい気もしましたが、休憩をお取りいただいた後、本日の宿泊地の浄土ヶ浜へと向かいました。

 

浄土ヶ浜では、国立公園内の高台に建つ『浄土ヶ浜パークホテル』でおくつろぎいただきました。

 


 

10月27日(日)

 

昨日は日が暮れてからのチェックインだったせいで、ホテルからの景観はわからなかったのですが、今日は朝から快晴のお天気で、高台に建つホテルから浄土ヶ浜の絶景をお楽しみいただくことができました。

 

 

早速、車に乗って浜に降りてみました。

 

つい数日前にこの地を襲った台風の影響で、いくつかの道の通行が制限されていましたが、私たちは運良く浜まで降りて行くことができ、迫力のある景色を楽しむことができました。

 

 

その後、日本三大鍾乳洞の一つとされている龍仙洞へと向かいました。

 

しかし残念ながら、台風による増水で閉洞となっており、その代わりに向かい側の『龍泉新洞科学館』を見学していただきました。

 

「こんな感じです。」と、施設のスタッフさんが、洞内を少し覗かせて下さったのですが、洞内は完全に水没してしまっており、これはこれである意味貴重な景色ではありました。

 

 

龍仙洞を後にして、次に向かうは昼食場所のくずまき高原です。

 

くずまき高原に至る車窓には、美しく色づいた紅葉が眺められ、青空とのコントラストも素晴らしいものでした。

 

 

くずまき高原で昼食をお召し上がりいただいた後は、東北道を経て本日の宿泊地十和田湖温泉へと向かいます。

 

十和田湖が近づくにつれ、紅葉も一層を美しさを増し、しばしば車を停めてもらって、散策を楽しんでいただきました。

 

 

いよいよ十和田湖が近づいてきました。十和田湖を一望できる発荷峠の展望台から見る景色も素晴らしいものでした。

 

 

この時季の十和田湖畔のホテルはどこも満杯で、当ツアーでも宿の確保にかなり苦労をしましたが、湖畔にも近い『とわだこ遊月』でお泊まりいただきました。

 

ホテルのチェックイン後、日暮れまで少し時間があったので、近くの高村光太郎氏作の『乙女の像』まで歩いて行ってみました。

 

途中、秋田県と青森県の県境をまたいだり、十和田湖のパワースポットと言われている十和田神社に、旅の安全を祈願して参拝したりと、短い時間でしたが興味深い散策を楽しみました。

 

 


 

10月29日(月)

 

朝、少し早く目が覚めたので、近くを散歩してみました。

 

朝靄の漂う十和田湖の美しさに、見とれてしまいました。

 

 

まずは、遊覧船に乗って、湖上から十和田湖畔の景色を楽しんでいただきます。

 

 

紅葉は真っ盛りといった感じで、目が離せない景色が続きます。

 

 

船を下りたら、次は奥入瀬渓流です。渓流沿いの道路を下りながら、絶景ポイントで何カ所か車を停めてもらい、散策と紅葉の観賞をお楽しみいただきました。

 

 

奥入瀬渓流からは、八甲田を経て、一路青森へと向かいます。

 

 

ここは蔦温泉というところにある、吉田拓郎さんの名曲『旅の宿』のモデルになった旅館とされているそうで、今でも大人気でなかなか予約が取れないそうです。

 

 

八甲田で昼食をとり、一路青森市へ。

 

紅葉があまりにも素晴らしく、そのまま通り過ぎてしまうのが惜しいので、何度かドライバーさんに無理を言って車を停めてもらい、写真を撮って頂きました。

 

さて、そして青森市内に到着です。ホテルにチェックイン後、透析を受ける皆様を病院へご案内させていただきました。

 

今日は午後から自由行動です。夕食も透析後の体調などに合わせて、各自にてお取りいただきましたが、私はせっかくなので地元の居酒屋さんにでもと思い、町をうろついていたところ、ふと目に入ったお店がなんだか良い雰囲気を出しているので、思わず飛び込んでしまいました。

 

お店は結構混み合っていましたが、カウンターに空いている席を見つけることができました。

 

結果は大当たりで、青森の銘酒「田酒」と、青森県人のソウルフードとも言われている「貝焼味噌」を美味しくいただきました。

 

 


 

10月30日(火)

 

ツアーもいよいよ最終日です。

 

この日、まず向かったのは太宰治の生誕地、金木町です。

 

ここでは太宰治記念館『斜陽館』の見学と、津軽三味線会館での三味線ライブをお楽しみいただきました。

 

 

その後、青森市内に戻り、ねぶたミュージアム『ワ・ラッセ』で、ねぶた祭に使われる迫力のあるねぶたの数々を見学していただきました。

 

 

そして最後の訪問地、三内丸山遺跡へ。

 

ボランティアガイドさんの案内を聞きながら、縄文人達の生活に思いを馳せることができました。

 

 

 

そして青森空港から、各地へとお帰りいただきました。

 


 

今回のツアーは、4日間で集合地の宮城県も入れると、4県を巡る盛りだくさんの内容でしたが、天候にも恵まれ、美しい紅葉を心ゆくまでお楽しみいただき、皆様にお喜びいただけたのでしたら幸いです。