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透析ツアーレポート 南ドイツとザルツブルグ その①

旅行期間:2019年8月1日(木)~8月7日(水)

添乗員:西本 章二

 

田空港からルフトハンザドイツ航空の直行便を利用して、バイエルン州の州都ミュンヘンへ。

 

そこから車で約2時間、ロマンチック街道の南端にある小さな町フュッセンへ。

 

フュッセンは、ノイシュバンシュタイン城のあるホーエンシュバンガウ村への観光の拠点として、世界中から多くの観光客が訪れています。

 

 

この季節の南ドイツは、猛暑の日本とは違って、最高気温は25℃程度、湿気も少なく大変過ごしやすい気候でした。

 

ノイシュバンシュタイン城は、およそ130年前の19世紀というヨーロッパのお城としては随分と近代になってから建てられたもので、正直なところ歴史的な価値はそれほどのものではありません。

 

ただ、このお城は当時のバイエルンの領主であったルードヴィッヒ2世という、中世騎士道に異常なまでの執着を示す王の超懐古趣味によって建てられたものなので、「お城」というイメージからすればほぼ100点満点と言える程の美しさを持ち、その優美さから、アメリカのカリフォルニア洲にあるディズニーランドの「眠れる森の美女の城」のモデルとなったことで有名です。(残念ながら日本のディズニーランドの「シンデレラ城」ではありません。)

 

ホテルのあるフュッセンから、お城のあるホーエンシュバンガウ村までは車で約10分。ここでシャトルバスに乗り換えます。

 

シャトルバスを降りたら、お城へは直接登らず、まずはお城の裏手に当たるペラート峡谷にかかるマリーエン橋へ。

 

ここから見るノイシュバンシュタイン城の姿こそが、世界中で数々の絵画や写真、ジグソーパズルの絵柄などに使われている程に有名で、最も美しいとされているものなのです。

 

 

美しい外観を楽しんだ後は、少し歩いてお城の正面へ回り、いよいよお城内部の観光です。

 

 

お城の内部は、入口のところで配られるイヤホンガイドを聞きながら、玉座の広間、食堂、王の寝室、居間、人工洞窟、執務室、歌人の広間などを巡ります。

 

オーディオガイドツアーはここで終了です。

 

オーディオガイドを返却して、螺旋階段を降り、土産物店で少しお買い物をしていただいた後、実際に使われていたキッチンを通って、外に出ます。

 

お城からの帰り道は、二頭立ての馬車に乗って再びホーエンシュバンガウ村への坂道を下っていただきました。

 

ノイシュバンシュタイン城と、ホーエンシュバンガウ村を挟んで向き合う丘の上に建っているのが、ホーエンシュバンガウ城です。

 

残念ながら時間の都合で、こちらへの入場はできなかったのですが、ルードヴィッヒ2世の父、マキシミリアン(後のマックス2世)によって再建され、彼とその家族が実際に暮らしたお城です。

 

 

お城見学の後はレストランで昼食です。

 

今日のメニューはシュバイネハクセです。

 

下ごしらえした豚のすね肉を茹でた後、オーブンで皮がカリカリになるまでしっかりと焼き上げた、南ドイツの名物料理です。

 

日本人にとってはあまりにも量が多すぎたので、透析患者様は言うに及ばず、付き添いのお客様にも「どうか遠慮無く残して下さい。」とお声をおかけしました。

 

 

食事の後は、いよいよドイツでの最初の透析です。

 

今回はフュッセンにある透析施設で受入をしていただきました。

 

透析センターは市内の大きな病院の中にあり、弊社とはヨーロッパ方面では最も古くからお付き合いをさせていただいているベッツ医師が運営されています。

 

広々としている透析室は、明るく清潔で、スタッフも大変優秀でフレンドリーでした。

 

ベッドではなく、電動リクライニングの椅子でした。また、機械は全て日本製のものが使われていました。

 

 

午後2時から始まった透析も順調に終わり、ホテルに戻って夕食を召し上がって頂きました。

 

明日はミュンヘン、そしてザルツブルグです。

 

《その②へつづく》